「東大教師が新入生にすすめる本2」での紹介本を集計してみた

今回の本には索引がついていたので、複数ページで紹介されていれば「一人が紹介」という形でカウントしています。基本的に読むのが重めの本が多いので、気軽に読めるマンガ版もあれば一緒に紹介しています。なお、二人にオススメされている本は冊数が多くなってしまったので、タイトルのみとさせていただきます。

前著に関しては、
東大教師が新入生にすすめる100冊: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
「東大教師が新入生にすすめる本」ISBNリスト(1994-2006年暫定版) - Myrmecoleon in Paradoxical Library. はてな新館
の記事を参考にすると良いかと。

4人に紹介されている本

解析概論 改訂第3版 軽装版

解析概論 改訂第3版 軽装版

この本はやはり前著「東大教師が新入生にすすめる本」でも多くオススメされていたようだ。解析学のバイブル的な位置づけな本なのだろうか。

種の起原〈上〉 (岩波文庫)

種の起原〈上〉 (岩波文庫)

マンガ「種の起源」 (KS自然科学書ピ-ス)

マンガ「種の起源」 (KS自然科学書ピ-ス)

ヨーロッパ文明批判序説―植民地・共和国・オリエンタリズム

ヨーロッパ文明批判序説―植民地・共和国・オリエンタリズム

3人に紹介されている本

どうやら絶版のようです。
資本論 1 (岩波文庫 白 125-1)

資本論 1 (岩波文庫 白 125-1)

資本論 (まんがで読破)

資本論 (まんがで読破)

Dブレーン―超弦理論の高次元物体が描く世界像 (UTPhysics)

Dブレーン―超弦理論の高次元物体が描く世界像 (UTPhysics)

Amazonの書評を軽く見てみると、物理に一通りの知識がないと読むのがしんどそうです。

動物進化形態学 (Natural History)

動物進化形態学 (Natural History)

中島敦全集〈1〉 (ちくま文庫)

中島敦全集〈1〉 (ちくま文庫)

教科書に載っていた「山月記」は国語の時間中ずっと読んでいた作品です。なつかしい。

ファインマン物理学〈1〉力学

ファインマン物理学〈1〉力学

Feynman Lectures On Physics (3 Volume Set)

Feynman Lectures On Physics (3 Volume Set)

物理の教科書で一番有名なんではなかろうか。しかし、いわゆる名著に多い「翻訳の難しさ」のせいで読む辛いことが多いようです。英語に抵抗がなければ原著を読んでみるのも一興かと。

以下、2人に紹介されている本のタイトルと思ったことなど。

2人に紹介されている本

アーレントハイデガー往復書簡
アメリカ研究入門
怒りの葡萄
イスラーム地域研究イスラーム地域研究叢書
イスラーム地域研究の可能性
ヴェニスの商人資本論
丘の上の民主政
会社法人格否認の法理
カラマーゾフの兄弟
がん研究のいま
君たちはどう生きるか
銀の匙
ゲーデルエッシャー・バッハ
現代政治の思想と行動
幻聴と妄想の認知臨床心理学
講座 臨床心理学
国際社会論
国家の品格
国境を越える歴史認識
散逸構造
三国志
思考のフロンティア
自分の中に歴史をよむ
磁力と重力の発見
進化する地球惑星システム
親鸞
生産組織の経済史
生態系へのまなざし
制度論の構図
生命科学
線形代数入門
それから
徒然草抜書
デモクラシーの政治学
田紳有楽・空気頭
天皇と東大
統計物理学
統合失調症の臨床心理学
ナメクジウオ
日本経済
日本政治思想史研究
花の性
プロテスタンティズムの倫理と資本
文系のための生命科学
法とフィクション
まなざしのレッスン 1
丸山眞男講義録
ヨーロッパ文学とラテン中世
理系総合のための生命科学
量子力学 朝長版
論理哲学論考
On Campus

思ったことなど

  • やはり、カラ兄は強いなあと。積読状態なので早く読んでみようと再確認
  • 理系では、生命科学、進化論関連が多い。そういえば、立花隆さんの必読書にも「分子生物学」の本があったっけ。